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秋植え球根を楽しもう!〜チューリップ〜
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秋に植えて春に楽しむ
初めての方から上級者まで楽しめる

秋植え球根 チューリップの楽しみ方

チューリップと言えば、「あか、しろ、きいろ〜♪」の歌でご存知のとおり、曲線の美しいフォルムをイメージできますよね。 しかーし! 今では日本をはじめ世界でも品種改良が重ねられ様々な色、形が増えて なんと現在、品種としての登録数は5000種以上にも上ります。 バラのような華やかな花弁の広がりの「八重咲き」、 すらっとしたスタイル抜群、ユリのような形の「ユリ咲き」、 お姫様のスカートのようなフリフリの「パーロット咲き」 私たちが絵本や学校で慣れ親しんできたあの形からは想像も出来ないほど 現在のチューリップは進化しているんです。 また、見た目の派手さの進化もさることながら、 色の濃淡やグラデーション、ツートンカラー、色が変化していくものまで、 繊細な色の進化も続けています。 簡単に育てることが出来るので、 チューリップは初めてお花を育てる方にもオススメです。 ぜひ自分の好みに合った色・形のチューリップを見つけてみてください。

チューリップ球根の美しさ

チューリップの魅力

歴史・由来

チューリップは世界中で好まれてる球根植物。 風車とチューリップのイメージから、オランダが発祥かと思われますが、 じつは、本来は中央アジア付近で生育していました。 トルコからオランダをはじめとした欧州に伝わったそうです。

豊富な種類

現在までに非常にたくさんの品種が作られ、品種としての登録数は5000種以上あるそうです。

色合い

チューリップの美しさの一つは、改良されて培われた【色あい】です。 色の濃淡やツートンカラーなど、品種それぞれにいろんな味わいを持っているのが醍醐味です。

花株の形状

花弁先端がギザギザになっているフリンジ咲きやフリル状に波打つパーロット咲きなど、 形状から醸し出される独特な雰囲気もチューリップの持つもう一つの美しさといえるでしょう。

チューリップ球根 アルビレックス チューリップ球根 ヴィクトリアシークレット

新潟県産チューリップの特徴

新潟県は国内きっての球根の産地。 それ故に送り出す球根にはこだわりがあります。

1:厳しい選別基準をクリアした球根

球根の外周サイズ、形状が一定基準を満たしたもののみを出荷。

2:水洗いをしていないしっかりした球根

輸入球根は日本に出荷する際に付着した土を水洗いします。(その工程を踏まないと認可されないからです。) 新潟県産球根はおがくずやスポンジで表面を磨いて汚れを落としています。 ※一度乾燥した球根は、水洗いすることで体力を消耗してしまう=開花しにくくなるからです。

3:よく開花する球根

前年に国内で開花した球根で生産しており、開花しないことがほとんどありません。

チューリップ球根 越黄冠

チューリップの歴史

チューリップと言えばオランダが有名ですが、 トルコや中央アジアなどの高地が原産地で、基本的には涼しく水はけのよい環境を好みます。 トルコで栽培されていたチューリップは16世紀にオランダに伝えられ、 これまでの植物には無い強烈な色味と美しい形状にヨーロッパ中がチューリップの虜となりました。 爆発的な人気が出たチューリップは贅沢品として扱われるようになります。 そして珍しい品種は高騰し、17世紀にはチューリップの人気がピークになり、チューリップバブルを迎えます。 (チューリップバブルは世界三大バブルのひとつです。) 当時では大富豪しか手に入れられなかった貴重なチューリップも 今ではお手軽に入手できるのですから、これもひとつの贅沢かもしれませんね。

花株、色合いの醍醐味

一重咲き

一重咲き

お子様の絵にも良く描かれる 代表的な種類。 単弁咲きともいわれ、花弁が 重なり合っていないシンプルな 形状です。

八重咲き

八重咲き

バラの花のように 花弁が幾枚も重なって咲く 種類。 花弁の重なりがゴージャスな 変わり咲きです。

ユリ咲き

ユリ咲き

花弁が細長く、先端がユリの花 のように尖って外側に反り返っ て咲く種類。 形状に面白さがあるので 群生して咲かせるのがお勧め。

フリンジ咲き

フリンジ咲き

花びらにフリンジが入って、 ギザギザになって咲く種類。 単体で眺めるのも面白く、 切花にして飾っても美しい。

パーロット咲き

パーロット咲き

花弁が波打つフリル状に咲く 種類。 柔らかで可憐な味わい深さが 楽しめて可愛い。

二色咲き

二色咲き

その名の通り、一種類で 二色の様々な色合いを持って 咲く種類。 色の組合せや濃淡が楽しめて 少し得した気分になれます。

グリーン咲き

グリーン咲き

グリーンの色合いに他の色と 組み合わせた二色咲きの種類。 最近ではこのグリーン美しさが 色のアクセントとして人気です。

開花時期に関して

チューリップはそれぞれの品種の特性で開花時期も違います。 大きく分けて三つの開花時期に分類されます。 ※詳しくは購入された品種のパッケージ裏に記載されてることが 多いので、ご確認ください。

早生種

三月下旬から四月上旬

中生種

四月中旬から四月下旬

晩生種

四月下旬から五月上旬

※基本的には上記の種類で分けられますが、栽培環境や天候気温 与件で開花期がズレることもございます。

チューリップ球根の植え方、育て方

地植えと鉢植えがありますが、今回は鉢植えの説明をします。

まずは球根を育てる準備をしましょう

球根を育てる準備

用意するもの

今回はボールプランターを使って球根を植えます。 用意するものは 1球根専用培養土 2鉢底炭 3土入れ 4スコップ 5水差し 6チューリップ球根 7プランター の7点です。

球根用培養土について

球根用培養土について

フミン酸入りの有機質を配合した培養土です。 根の活力を高め、根張りを良くするします。 土の団粒化を促し、保水性、排水性、保肥力に優れています。 また、活性炭をバランス良く配合しているので、殺菌 根腐れ防止にも配慮された球根に優しい土なんです。

鉢底の炭について

鉢底の炭について

鉢やプランター植をする際に、水捌けを良くするために 底に敷きます。 通常の鉢底石や軽石と違い、炭本来の効果により、 通気性、排水性を高め、根腐れしにくい環境を整えます。 使用後は取り除くことなく、土に混ぜて土壌改良としても お使いいただける優れた商品です。 木酢入りで、ナメクジなどの鉢底からの害虫の侵入を 防ぐ効果もあります。

肥料について

肥料について

芽が出るまでは不要です。 芽吹いてから追肥として10日〜2週間に1度程度、液体肥料を与えるとよいでしょう。

さあ、はじめてみましょう!

プランターに鉢底の炭を入れます。

1.プランターに鉢底の炭を入れます。

プランターのちょうど一段下がってる部分に鉢底の炭 を入れます。スコップや植替え時に便利な土入れを 使います。

土を入れます。

2.土を入れます。

鉢底の炭の上に培養土を入れます。 培養土は球根のを並べることを考え、ある程度の高さ まで入れておきます。

球根を並べます。

3.球根を並べます。

土の上に球根を並べます。 プランター植において、基本は球根と球根の間は約3cm の間隔で並べてください。 ※2〜3cm間隔はあくまでも基本です。 ※より華やかに球根を楽しみたい方は密植えでも構いません。 また、球根を並べる際には、球根の形をみて一定の向きに 置いてください。 ※発芽する場所が決まってますので、一定の向きに 並べておくことで芽吹いた後も綺麗に成長します。

土をかぶせます。

4.土をかぶせます。

並べた球根の上に土をかぶせます。 球根の先端が隠れる程度に土をかぶせ、軽く手で押さえます。 ※地植えでは球根の3つ分(約10cm程度)の深さに植えます。 プランターは底が浅く、根を極力下に伸ばすために浅植え にします。

水をかけます。

5.水をかけます。

最後に、水をたっぷりかけて完成です。 ※水はけの少し悪い土ですと、表面は乾いてるけど中は湿ってるといったこともございます。 指を挿したり、割りばしなどを挿して湿り具合を確かめるのも球根腐り防止になります。

鉢植えでのポイント

花弁が開いて、色あせてシワが出ると開花も終わりを迎えます。 その際は、花弁部だけを摘んでそのままの状態でしばらく管理しましょう。 来年の為に球根を肥大化させ体力を回復させるためです。 葉が徐々に枯れていき、茶色くなった頃掘り起こして、風通しの良い涼しい場所で掘り上げた 球根を管理してください。 ※地植えと違い、鉢植えで育てた球根は、球根自体肥大しにくく来年花を咲かせないことが 多々あります。ご注意ください。

鉢植えの場合、管理している場所にも気を付けなければなりません。 大切なお花なので温かい室内で、と行きたいところですが、球根は日光と冬の厳しい寒さを 感じないと芽を出しません。また、芽を出し、つぼみが色づき始めたら日当たりの 良い場所から半日程度、日があたる場所に移動させることで開花期間を長持ちさせられます。

チューリップの日本の歴史

日本にチューリップが入ってきたのは19世紀の頃 当時日本でのチューリップの呼び名は 鬱金香(うこんこう、うっこんこう) と呼ばれていました。 鬱金とはあの漢方などでもお馴染みのウコンです。 ウコンの匂いに似ていたからだそうですが、華やかなチューリップのからは なかなか想像しにくい名前ですね。 はじめは高額で取り扱えなかったチューリップもやがて庶民の手にも届くようになり やがて、米どころとして有名な新潟や富山などでお米の裏作として チューリップが栽培されるようになり、今ではチューリップの産地として有名になりました。

お好みのチューリップを選びましょう